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株式会社ライオンハート システムデザインの技術ブログ

フィリピンレポート Part.1 言語について

こんにちは、株式会社ライオンハートの鵜飼です。

いつのまにやらフィリピンに来てから2ヶ月過ぎてしまいました。全て用意していただいてから現地に向かいましたので、最初のハードルはかなり低い状態でしたが、それなりの生活が出来ております。

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画像は本題には全く関係ありませんが、日本より赤道に近いからか12時頃になると太陽がほぼ真上にあるため、影が小さく出来るのに気づきました。電柱の影もこんなに短くなります。

雑談は置いておきまして、今回は英会話学習の場として語学留学先としても注目を浴びている、フィリピンの言語環境についてと、実際に英語圏の環境を体験した所感です。

フィリピン内の英語について

フィリピン人同士の会話はタガログ語ですが、多くの外国人が居る街の中では英語もいたるところで聞こえてきます。

ストリートフードは流石にフィリピン人が多くタガログ語が飛び交っていますが、ショッピングモールに買い物にでかけたり、モール内のお店や、マクドナルド等のファーストフードでご飯を食べる時も英語で会話をすることが出来ます。

(余談ですが、フィリピンではジョリビー(Jolibee)というファーストフードが非常に人気で、フィリピン内ではマクドナルドよりも流行っています。ジョリビー食べたことあるよ、と会話をすると喜んでくれることが多いです。)

英語圏に居るだけで勉強になる?

英語圏に居るから英語のコミュニケーションが必要かというと、殆ど話せなくても何とかなります。それこそ買い物をするときには、「This one please.」で大体のモノは買えますし、数や量を尋ねられた場合に相手も指で数を示してくれるので、コチラも指を折れば問題ありません。

その何とかなってしまうことが問題で、実際自分はあまり上達していないと感じています。

確かに英語で話しかけたり、話しかけられる恐怖感や羞恥心などは無くなってきましたが、意識的に伝える気持ちを持っていないと、単語だけで切り抜けてしまったり、ジェスチャーで誤魔化したりと、何とかなってしまうため「勉強」にはなっていません。

やはり予習復習

予習復習と書いてしまうと少し抵抗感がありますが、伝える努力をする必要がある、と感じています。

予めどう伝えるのか調べた内容を実際に使って想定している答えが返ってくるか試したり、単語だけで切り抜けてしまった場合も本当はどう伝えるべきだったかを後で調べてみたりと、伝える努力を怠ってしまうと「環境に慣れる」だけで現状のままになってしまいます。

特に自分は口数も少ないので尚更よろしくありません…が、実際に現地スタッフも参画して、話さないとダメな状況になってきたので上記点を気をつけながら継続して勉強をしていきます。

とは言え、英語をしゃべる環境は確かに整っているため、日本から近いこの場所で英語力を試したり、英会話の学習をするというのは良い気がしています。

余談

また、フィリピンの母国語としてよく聞くのは「タガログ語」ですが、それ以外にも様々な言語が入り混じっている様です。スタッフの中にも一人、「パンパンガ語」を話す子が入ってきましたが、日本の方言とは違って結構別物の言語なんだとか。

タガログ語で言う◯◯は、パンパンガ語で何と言うのか?とスタッフ同士でも盛り上がって会話していました。(タガログ語で話していて、勿論自分は聞き取れませんでしたので、後で教えてもらいました。)

どちらかと言うと、方言というよりは日本の中でのアイヌ語ウチナーグチなどに近いのかもしれませんね。